[首都圏入試] ピーク突入

query_builder 2022/02/01
受験
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【首都圏入試】ピーク突入  


 今年も2月1日を迎え、お昼のニュースでも都内の入試シーズン本格スタートの光景が放映されていました。私立大学入試はじめ、都内の中学入試でも熱い闘いがスタートします。各受験生はそれぞれの日程戦略をもとに、この数週間に今までの集大成を発揮することとなります。ここで強調したいことは、入試期間中の2月でも、演習と復習の繰り返しにより学力は上げることが可能ということです。試験最終日程のその日まで全力で駆け抜けてほしいと願っています。  

 そして1ヶ月もすると、あっという間に合格発表ラッシュが訪れます。東大合格者の胴上げなどは一つの風物詩となっています。私も職業柄、この時期は様々な進路報告を受ける立場にあります。合格した受験生に対してかける言葉はそれほど多くありません。「おめでとう。入ってからが大事だよ。入った次の目標に向けて頑張ろう」と、大方これに似たり寄ったりの言葉がけとなります。せっかく合格したのに、入学したら燃え尽きてしまったり、テストの順位がずっと下で深海魚呼ばわりされたり、そうなってほしくないからこそ次の目標に向けて行動をすぐ起こすことが大切だよとシンプルに伝えています。  

 一方、不本意な進路選択を強いられた受験生に対してはその時々において異なった言葉がけとなります。もし報告をくれた受験生が悔しがっていたり、落ち込んでいる場合、その生徒は見込みが大きいと判断しています。悔しさをバネにという言葉があるように、その生徒は次の段階の受験や挑戦に向けて闘志の炎を燃やせる素質があると考えられます。人生の中の遠回りやつまずきが自分を強くしてくれるという経験は、大人の私たちならよく理解している事実だと思います。しかし、まだ10代の生徒たちにはその失敗や壁の意味がしばらく見出せないはずです。結局人生はガチャか、努力は無駄だったのかと。そのような評価をしてほしくないため、「ここは通過点。挑戦したこと自体が素晴らしい、挽回のチャンスはこの先いくらでもある。今からできることをすぐ始めよう」という言葉がけをします。偏差値の少しの差は入学してしまえばほとんど変わりません。変わるのは入学後の生徒自身の取り組みです。入ることがゴールとなっていた場合、次の目標も見出せず無為に3年なり6年を過ごすことになります。逆に自分としての考え、想いがある生徒は入学後も活発に勉強なり活動をこなし、人間的に成長して卒業することができるでしょう。

 このように、2月から始まる怒涛の入試レースとその後の合格発表にかけて、長期的なスパンで考えられる大人からの声がけが大切になってきます。シンプルな言葉がけで構わないので、受験戦争から帰還した子どもたちに温かい言葉がけをしてほしいと願っています。

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