[英単語]脳をハックする

query_builder 2022/02/18
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[英単語]脳をハックする


 英単語の暗記はこれから高校受験や大学受験を考えている生徒にとっては避けて通れない課題です。英単語をいかに覚えるかという問題は、あらゆるレベルの層の生徒が抱える問題であり、他の科目は優秀なのに英単語は覚えられない、英語自体は好きだが英単語の暗記は苦手といった様々なパターンがあります。今回はこれまでの指導経験から得た、英単語を効率よく覚えていく方法を記したいと思います。  

 まず、英単語を覚えようとする生徒は当然英単語帳から暗記に入ると思います。これ自体は間違っていませんし、高校入学と同時に英単語帳を購入させる学校がほとんどかと思います。問題はここからで、英単語を覚えるには英単語帳を見なければなりませんが、それだけでは不十分ということを理解しましょう。人間は何かを覚えようとする際、その事柄の重要性に応じて覚えていきます。誰しも身近な親類の名前や、好きなスポーツ選手の名前は忘れないと思います。それは、それらの名前や選手名が自分の人生やライフスタイルの中で重要と認識されているからです。一方、英単語は多くの生徒にとって重要ではありません。テストや入試といった人生の一コマで使うに過ぎません。ですので、意図的に英単語が重要であると脳に意識させる必要があるのです。脳がある物事を重要だと認識するためには、それが頻繁に現れること(回数)と脳に与えるインパクト(刺激)が強いことが必要です。この方法を英単語暗記に応用すると、まず英単語帳を見る回数を増やすこと。覚えてから次のページに行こうではなく、全ページを見る回数を単純に増やしていくのです。最低3周以上一冊に目を通すこと。3回で怪しければ5回以上目を通します。次に、脳に与える刺激に工夫を凝らすために、単語を手で書いてみたり、発音してみたりします。視覚に加えて、聴覚や触覚を動員するのです。また、定期テスト・小テストの度にその範囲だけ徹底して暗記する、長文読解演習の中から知らない単語を覚える、気になる単語を辞書で細かい意味まで用例を確認するなど、脳に与える刺激のバリエーションを増やしましょう。こうして英単語に触れる頻度とインパクトを増やすことで、脳は無理なく英単語を覚えるようハックされていきます。  

 今回は英単語の覚え方というテーマで紹介しましたが、何かを覚えるということに関しては広く応用の効く方法ですので、社会や理科の暗記にも応用して頂ければと思います。現代は過去と比べて科学的に暗記しやすい方法や、効率の高い学習法がある程度明らかとなっています。今後も、有効な勉強法をお伝えしていきたいと思います。 

 

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