[中3NEW HORIZON] Steve Jobs "connecting the dots"

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中学生
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[中3NEW HORIZON] Steve Jobs "connecting the dots"  

 教科書後半の読解学習Let's Read3に登場するのはSteve Jobs(1955~2011)がスタンフォード大学で行った有名なスピーチです。今でも多くの人に影響を与る"connecting the dots"という考え方や、ジョブズの死生観について本文で紹介されています。  

 スピーチの前半で、ジョブズは自身が学生時代にやりたい事を見出せず、大学を中退していることを明かします。一方で、以前たまたま目にしたポスターに使われていたカリグラフィーという書画スタイルに興味を持ち、大学の講義を聴講しにいったり、独学でカリグラフィーにのめり込んでいきます。これが一つ目の「点」です。もう一つ、ジョブズが打ち込んでいたものが自宅のガレージで友人のウォズニアックと作成していたApple computerです。洗練されたデザインを目指し、使いやすさと美しさを追求したコンピュータを作る、これがもう一つの点です。その後の人生でも、ジョブズは自らが設立したAppleから解雇されるなど、紆余曲折を経ることとなりますが、そのいずれもがジョブズにとって人生の「点」を意味しています。人生の最中にいる時は気づきませんが、振り返ってみると点と点が結びつき、人生を見事に彩っていることに気づくのです。  

 ジョブズは日本の禅の考え方や、マインドフルネスにも興味を示していました。無駄を削ぎ落とし、シンプルさを徹底した製品づくりにも大いに影響を与えていたと言われています。それは人生観にも及んでおり、毎朝鏡の前に立ち「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをするか」と問うていたそうです。もし答えがNoなら、何か行動を変えなけれいけないという意味です。実際にがんを宣告されていたジョブズの発言ですから、その重みがよく伝わってきます。ジョブズの言葉は大人でも座右の銘とする人が多くいます。彼のスピーチから、生徒も自分が今学んでいる事がいつか「点」になるんだと感じ取ってもらえたらと思います。

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