[中学受験] それぞれの受験理由

query_builder 2022/04/10
受験

[中学受験] それぞれの受験理由  


 今回は受験を通して変化していく子どもや家族の成長を描いた「金の角持つ子どもたち」(藤岡陽子著)をご紹介します。小学6年生から急に都内の難関中学を受験したいと宣言する主人公。塾通い、学校生活、家族の勤務形態など、受験を通して家族の思いや環境が変化していきます。都内の大手塾と思われる塾も登場し、難関校の受験生の生活がどの様なものなのかを垣間見る事ができます。  

 学校と塾での友人との出会いを通し、子どもたちのそれぞれの受験理由が描かれています。家族や兄弟姉妹が通っているからという外的な要因もあれば、本人の強い目的意識による受験もあります。主人公の場合も内に秘めた想いから受験を決意します。一方で、受験とは周囲の情報や反応、意見、信条に少なからず影響を受けることも本編から分かります。主人公自身も、両親の会話や、学校の先生、塾内のトップレベル層を目の当たりにし、何度も心が揺れます。そんな中、主人公が通う塾の先生は生徒たちの気持ちのブレや伸び悩みをよく観察しており、主人公にも適確なアドバイスをしていきます。本編の趣旨とは少しずれますが、受験生とも家庭とも距離を取れる塾だからこその役割というものが読み取れ、何度もうなずく場面がありました。講師の役割は生徒を応援するのではなく「一緒に戦う」ことだという場面は特に好きです。  

 高校受験や大学受験とは異なり、中学受験をするそれぞれの理由は家庭の方針や環境、友人の影響といった本質的でない所に動機があることも確かです。一方で、主人公の様に「自分の人生を変えるため」という熱い想いから挑戦するのであれば、その受験は合否以上に大切なものを子どもに教えることさえできるのです。新学期は何かを始めたり、決定したりする機会が多くなります。もし勉強や受験という環境に飛び込むのであれば、その決断は将来的にプラスとなって返って来ることでしょう。私たちベターアップも4月からのスタートを一緒に戦いたいと思います。

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新・個別指導 Better up(ベターアップ)

茨城県つくば市研究学園5丁目16−3

TEL:029-875-7727


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